先天性サイトメガロウイルス感染症とサイトメガロウイルスワクチンの話題

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サイトメガロウイルスワクチンの開発には後10年以上はかかる

先日、とある製薬会社の方とお話する機会があり、
事前にその方に「サイトメガロウイルスワクチン」の開発状況について尋ねておいたのですが、
非常に残念な回答が返ってきました。

 

 

想像通り、サイトメガロウイルスワクチンの開発には、
後少なくとも10年以上はかかる、ということでした。

 

 

サイトメガロウイルス感染の有無を妊娠中に検索することは、
堕胎につながる現実は医療関係者は何故か無視しています。

 

 

胎児期の感染があっても、症候性になる確率が低いことはわかっていても、
たとえそれを啓蒙したとしても、必ず堕胎という選択肢をとる
親は出てきます。

 

 

根本的打開策の無い段階で、スクリーニングだけを推し進めることは、
リスクも伴うということを理解してもらいたいと思います。

 

 

確かに啓蒙不足、情報提供不足により先天性サイトメガロウイルス感染症に
なってしまった親御さんについては、これは同情の余地がありますが、
しかしながら、情報提供をしたとしても、これは100%防げるものではありません。

 

 

言い方は割るかもしれませんが、
事故、のようなものです。
注意しても起こるときには不運にも起こる・・・
そうしたものです。

 

 

根本的治療の策がないまま、スクリーニングを進めること、
これには現場の混乱もさることながら、思わぬ堕胎希望という結果を招くような
気がしてなりません。

 

 

過去にどんな事例があったのか?
先天性風疹症候群などのTORCH症候群が明るみに出たときの反応・・・
それを思い返す必要もあると思います。

 

 

 

記事作成日:2013年11月26日

 

 

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