先天性サイトメガロウイルス感染症とサイトメガロウイルスワクチンの話題

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先天性サイトメガロウイルス感染症診断上の問題点@persistent IgM

妊娠中にサイトメガロウイルスに初めて感染してしまうと、
赤ちゃんが先天性サイトメガロウイルス感染症になってしまうことがあります。

 

 

サイトメガロウイルスは子供の唾液や尿などにいますので、
妊娠中の女性は唾液や尿などへの接触に注意が必要です。

 

 

「妊娠中の女性は、サイトメガロウイルスに感染する可能性が
あるものに対しては注意しましょう」
という予防を啓蒙することは重要なことです。
ここには全く異論はありません。

 

 

しかし、先天性サイトメガロウイルス感染症に対しての治療は、
現状では「症候性」のものに限られているようですし、
中途半端な検査では、正直、医療者側も、ご家族も
悩ましい状況に陥ることがあるのです。

 

 

私はこんな症例を経験しました。

 

 

前医での検査で、妊婦のサイトメガロウイルスIgMが陽性。
IgMは一般的には感染から間もない時期に陽性となりますので、
当然サイトメガロウイルスの初感染が疑われました。

 

 

しかし、悩ましいことに、persistent IgMというものがあり、
IgM陽性がしばらくの期間続く、ということもあるのです・・・
つまりIgM陽性は初感染とイコールではないのです。
ここが非常にやっかいなところでして、
当然ながら更なる検査が必要になります。

 

 

 

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先天性サイトメガロウイルス感染症診断上の問題点AIgG Avidityの検査時期
サイトメガロウイルスIgM陽性であった場合、次の検査はIgG Avidityを調べることになりますが、IgG Avidity検査をする時期は限られているのです。
先天性サイトメガロウイルス感染症の検査:IgG Avidity
先天性サイトメガロウイルス感染症は母体が妊娠中にサイトメガロウイルスに初感染することで発症することがありますが、初感染か既感染かの鑑別にはIgG Avidityが有益です。

 
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